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AIが先に答える時代、SEOは本当に効果があるのか?

Surmado(スルマド)はSEOで、4か月で月間オーガニック訪問数を0から5万以上に伸ばしました。2026年のクリックデータから、SEOがまだ成果を生むのかを検証します。

記事を書きました。検索結果の1ページ目に表示されています。半年前は安定して訪問者を集め、その一部が実際に購入してくれていました。

今月、順位は変わっていないように見えます。しかしトラフィックは違います。Googleがページの一番上で質問に答えるようになり、御社のリンクは、もしかすると御社の内容を参考にした要約の下に表示されています。

そこで、これはまだ効果があるのかと疑問に思われるかもしれません。SEOは費用に見合うのか、それとも「GEO」や「AEO」など、最新の略語に取り組むべきなのか。

もっともな疑問です。ネット上には声の大きい答えが2つありますが、どちらも示唆に富む形で間違っています。


TLDR

  • 情報収集型の検索では、Googleからのクリックが減っています。 AI Overviewが表示されると、オーガニック検索1位の結果が受け取るクリックは約58%減ります(Ahrefs、2026年2月)。米国のGoogle検索の約68%は、いまやクリックなしで終わっています(SparkToro、Search Engine Land経由、2026年)。
  • 検索ボリュームは依然としてGoogleにあります。 2025年第4四半期、主要41サイトにおける米国のデスクトップ検索のうち、Googleが73.7%を占めました。AIツールはすべて合わせても3.2%でした(SparkToro/Datos)。AI経由の訪問はWebトラフィックの約1%です(Conductor)。
  • 残ったクリックの価値は高まっています。 AI経由の訪問者は、特に会員登録やSaaSにおいて、検索経由の訪問者よりも高いコンバージョン率を示すことが多くあります。ECでは結果がまちまちで、大規模な研究ではGoogleのオーガニック検索のほうが依然としてChatGPTよりコンバージョン率が高いことがわかりました(Kaiser & Schulze、Marketing Science)。
  • Googleにとって、AI向けの最適化とはSEOのことです。 Googleの2026年5月のガイドは、AI OverviewsとAI Modeが中核のランキングシステムの上で動いており、llms.txt、コンテンツの細分化、AI向けの書き直しは効果がないと述べています(Google Search Central)。
  • それ以外のプラットフォームでは、そうではありません。 ChatGPT、Perplexity、Gemini、Copilotが引用するページのうち、GoogleまたはBingの上位10位に入っているのは約11%にすぎません(Ahrefs)。この差こそが、本当に別物と言えるAI可視性の取り組みの領域です。
  • 私たち自身の数字: Surmado(スルマド)のサイトは、SEOによって4か月で月間オーガニック訪問数を0から5万以上に伸ばしました。
  • 私たちの見解: SEOは今も機能しています。機能しなくなったのは、ありふれたコンテンツと、トラフィックで成功を測るやり方です。SEOはコンバージョンで評価し、ページを検索意図で分類し、Google以外のAIプラットフォームは別途確認してください。

声の大きい2つの答え

陣営1:「SEOは死んだ」

この陣営には実際の数字があります。

  • Pew Researchは、米国の成人900人の実際の閲覧行動を追跡しました。GoogleのAI要約が表示された場合、従来の検索結果がクリックされたのは訪問の8%でした。要約がない場合は15%です。要約内のリンクがクリックされたのはわずか1%でした。
  • Ahrefsは30万キーワードを測定しました。AI Overviewの表示は、1位の結果のクリック率が58%低いことと相関しています。同じ調査の2025年4月版では34.5%でした。影響は1年でほぼ倍になっています。
  • Reuters Instituteの2026年トレンドレポートに掲載されたChartbeatのデータによると、2025年11月までの1年間で、パブリッシャーへのGoogle検索からの流入は世界全体で約3分の1、米国では38%減少しました。天気、テレビ番組表、占いといった実用系コンテンツが最も大きな打撃を受けました。
  • DatosとSparkToroは、米国におけるデスクトップでのユーザー1人あたりのGoogle検索回数が前年比で約20%減ったことを明らかにしました(MarTech、2026年1月)。Googleはユーザーを失っているのではありません。繰り返しの検索を失っているのです。

ページビューで収益を上げるコンテンツサイトを運営されているなら、この陣営は御社の日常をそのまま描いています。

陣営2:「GEOは名前を変えただけのSEO」

この陣営にはGoogleがついています。

GoogleのDanny Sullivan氏は、2025年から「良いSEOは良いGEOだ」という趣旨の発言を続けています。2026年5月、Googleはこれを公式なものにしました。ガイド「Optimizing your website for generative AI features on Google Search」は、AI OverviewsとAI Modeが検索の中核となるランキングおよび品質システムに根ざしていると述べています。

ガイドには、Googleに対しては不要な施策も挙げられています。

  • llms.txtやその他の「機械可読ファイル」
  • コンテンツを小さな断片に分割すること
  • AI向けの特別な文体でページを書き直すこと
  • AI機能のためだけの構造化データ(リッチリザルトには引き続き役立ちます)
  • Web上で不自然な言及を集めること

1ページで、かなりの数の「GEOチェックリスト」が否定されたことになります。

陣営3:静かな中間派

Mike King氏などを含む第3のグループは、AI検索は本当に新しい分野だと主張しています。「relevance engineering」と呼ぶ人もいます。根底にあるインデックスが同じでも、情報の取得、クエリファンアウト、引用元の選び方は、従来の10本の青いリンクとは異なる仕組みで動く、というのが彼らの論点です。

これらの陣営の対立の大部分は、用語をめぐるものです。実務家の多くは、基本については一致しています。権威性、明確な答え、本物の専門性、そして機械が読めるサイトです。

重要ポイント: 「SEOは死んだ」は、情報収集型の検索でクリックに起きたことを表しています。「GEOはSEOにすぎない」は、GoogleのAI機能の仕組みを表しています。どちらも正しいのです。しかし、どちらも事業者が本当に知りたい問いには答えていません。


本当に重要な問い

トラフィックは目的ではありませんでした。代わりの指標にすぎませんでした。

本当の問いはこうです。誰かが御社のページを見つけて読み、その後、購入、予約、登録、または電話をしてくれるか?

この流れには3つの段階があります。AIはそれぞれを違う形で変えました。

  1. 発見。 情報収集型の検索でクリックする人は減りました。これは事実です。
  2. 訪問の質。 クリックする人は、意思決定がより進んでいることが多くなっています。
  3. コンバージョン。 何を販売しているかに大きく左右され、データ同士も食い違っています。

順番に見ていきます。


段階1:発見の機会は減ったが、一様ではない

ゼロクリックの数字は、検索意図ごとに分けるまでは破滅的に聞こえます。

Seer Interactiveの2026年調査は、53ブランド、547万件の検索クエリ、24.3億件のオーガニック表示回数を対象としています。AI Overviewsが表示される割合は次のとおりでした。

検索意図 AI Overviewが表示される割合
情報収集型 36%
商業調査型 8%
取引型 5%
比較クエリ 95.4%
質問形式のクエリ 85.9%

この表はぜひ2回読んでください。AI Overviewsは主に「〜とは」「〜の仕組み」といった検索の上に表示されます。購入に最も近い検索(「近くの水道修理」「ランニングシューズ 27cm 購入」「[御社のブランド] 料金」)では、多くの場合、今も従来型の検索結果ページが表示されます。

Seerはまた、AI Overviewが表示されないクエリのオーガニッククリック率が、2025年1月の2.75%から2026年2月の3.82%に上昇したことも明らかにしました。AI Overviewが表示されるクエリでは、クリック率は2025年12月に1.31%で底を打ち、2026年2月には2.36%まで回復しました。

つまり、クリックは消えたわけではありません。移動したのです。人々が行動する準備ができている検索に集中するようになりました。

引用されることが、新しい「1ページ目」

Seerは、情報収集型の表示回数100万件あたりで何が起きるかを分析しました。

状況 表示100万回あたりのオーガニッククリック数
AI Overviewなし 約33,500
AI Overviewあり、御社のブランドが引用されている 約20,743
AI Overviewあり、御社のブランドが引用されていない 約9,445

AI Overviewで引用されると、引用されない場合の2倍以上のクリックが得られます。それでも、AI Overviewのないページと比べると約38%少なくなります。

Seerは、これが相関関係であると慎重に述べています。引用されるブランドは、もともと権威性の高いブランドである傾向もあります。それでも事業者にとっての実践的な教訓は変わりません。御社の検索クエリにAI Overviewが表示されるなら、そこで名前を挙げられる情報源になるべきです。


段階2:クリックする人の性質が変わった

Googleの主張は、検索担当VPのLiz Reid氏による2025年8月の投稿にあります。オーガニッククリックの総数は「比較的安定」しており、クリックの質は高まっているというものです。ここでいう質とは、すぐに検索結果ページへ戻らない人を指します。

Googleはこれを裏づける数字を公表していません。AI要約を見た後にセッションを終える人が増えたというPewのデータは、反対の方向を示しています。私たちは、Googleの主張はありうるものの、証明されてはいないと考えています。

はっきりと裏づけられているのは次の点です。AIの回答を経由して訪れる人は、すでに検討を済ませた状態で来る傾向があります。要約はもう読んでいます。選択肢も比較済みです。クリックする時点では、基本を学ぶためではなく、御社を見極めるために来ています。

これが、以下のコンバージョンデータの背景にある考え方です。業界によって当てはまり方は異なります。


段階3:コンバージョン、データが正直になるところ

私たちが見つけた信頼できるコンバージョン調査を、注意点も含めてすべて紹介します。

AI経由の訪問のほうがコンバージョン率が高いケース

  • Microsoft Clarity、パブリッシャーおよびニュースの1,277ドメイン、1か月間。 LLM経由の訪問の会員登録率は1.66%で、検索経由は0.15%でした。有料購読は1.34%対0.55%です(Clarity)。
  • Ahrefs、自社サイト。 AI検索は訪問者の0.5%にすぎませんでしたが、会員登録の12.1%を生み、オーガニック検索の約23倍のコンバージョン率でした(Ahrefs)。1社だけのデータです。基準値ではなく、上限と考えてください。
  • Semrush。 AI検索経由の平均的な訪問者は、コンバージョン率で見ると従来のオーガニック訪問者の4.4倍の価値があると報告しています(Semrush)。SemrushはAI最適化ツールを販売しているため、その点は割り引いて考えてください。
  • Adobe、米国の小売、2025年のホリデーシーズン。 Adobeは、1兆件を超える訪問を対象に、小売サイトへのAI経由の訪問が、コンバージョン、直帰率、訪問あたりの売上でAI以外の流入を上回ったと報告しています(Adobe)。

Googleのオーガニック検索が依然として勝るケース

  • Kaiser & Schulze、Marketing Scienceに掲載。 売上合計200億ドルにのぼる973のECサイトから得た12か月分のファーストパーティデータです。Googleのオーガニック検索は、ChatGPT経由の訪問よりもコンバージョン率が約13%高い結果でした。ChatGPTが上回ったのは有料ソーシャルだけでした。また、ChatGPTは全セッションの0.2%未満でした(INFORMS)。

著者は、覚えておくべき点を2つ挙げています。ChatGPTのコンバージョン率は調査期間を通じて着実に改善しました。そして、ラストクリックアトリビューションは、主に発見のきっかけとなるチャネルを過小評価します。どちらも、AIからのトラフィックは今後悪くなるのではなく、良く見えていくことを示唆しています。

このばらつきをどう読むか

数字は「13%低い」から「23倍高い」まで幅があります。これは矛盾ではありません。パターンです。

  • 会員登録、有料購読、検討を要するB2B購買では、AI経由の訪問が有利です。訪問者はチャットの中で調べ終えており、決める準備ができた状態で到着します。
  • 一般的なECでは差が小さく、Googleのオーガニック検索が勝つこともあります。商品や価格を比較する人は、今も検索結果やショップのページを頼りにしています。
  • どの場合も、問題はボリュームです。 Conductorによる13,770ドメインの調査では、AI経由の訪問は全トラフィックの約1.08%で、そのうち87.4%がChatGPTからでした(Conductor)。

重要なのは次の計算です。AI経由の訪問者が、検索経由の訪問者の4倍のコンバージョン率だと仮定します。これでも寛大な見積もりです。トラフィックの1%であれば、生み出すのはコンバージョン全体の約4%です。縮小しているとはいえ、残りはオーガニック検索が担っています。

重要ポイント: AI経由の訪問者は、1訪問あたりの価値が高いことが多くあります。それでも、合計ではGoogleのオーガニック検索のほうが価値は大きいままです。SEO予算を「GEO」に移すよう勧める人は、1訪問あたりの数字だけを見て、ボリュームを無視しています。


では、SEOは本当に効果があるのか?

あります。ただし「SEO」が正しいものを指している必要があります。

効果がなくなったもの

  • ありふれた情報提供型コンテンツ。 「つみたてNISAとは」「乾燥機のダクトの掃除方法」。ほかの10サイトがすでに書いている内容を繰り返す1,500字の記事です。AI Overviewsはこうした質問に直接答えますし、Google自身のガイドも、既存の情報を焼き直しただけのコンテンツに注意を促しています。パブリッシャーの損失の大半は、こうしたコンテンツによるものです。
  • トラフィックで成功を測ること。 あるページが訪問の40%を失っても、顧客は100%維持していることがあります。セッション数だけを見ていると、心配すべきでないページを心配することになります。
  • 量で勝負すること。 検索のバリエーションごとにほぼ同じページを公開すると、いまやGoogleの大量生成コンテンツの不正使用に関するポリシーに抵触するおそれがあります。質の高い1ページは、中身の薄い10ページに勝ります。

今も効果があるもの

  • 購入に近いページ。 サービスページ、料金ページ、商品ページ、店舗・拠点ページ。商業調査型や取引型の検索では、多くの場合、今も従来型の検索結果ページが表示されます。比較ページは例外です。比較クエリにはほぼ必ずAI Overviewが表示されるため、そこでの課題は引用される情報源になることです。
  • 御社にしか書けないコンテンツ。 Googleのガイドは、一次情報に基づき、専門家が手がけた「ありふれていない」コンテンツこそが、長期的に最も重要になる可能性が高いとしています。御社の手順、料金、お客様からの実際の質問、御社のデータです。
  • 技術的な基盤。 GoogleのAI機能が引用できるのは、インデックスに登録され、スニペットを表示できる状態のページだけです。遅い、壊れている、わかりにくいサイトは、従来の検索結果でもAIの回答でも不利になります。
  • 引用される情報源になること。 AI Overviewが表示される場合、引用されたブランドは、引用されていないブランドの約2倍のクリックを得ます。

本当に新しいこと

ここで私たちは「すべてSEOにすぎない」陣営と立場を分けます。

Googleのガイドが扱っているのはGoogleです。ChatGPT、Perplexity、Claude、Meta AI、Grok、DeepSeek、あるいはGeminiのチャットアプリについては語っていません。これらのシステムは、情報の取得方法も引用の仕方も異なります。

Ahrefsが15,000件のロングテールクエリを調べたところ、ChatGPT、Gemini、Copilot、Perplexityが引用したページがGoogleまたはBingの上位10位と一致したのは、約11%にとどまりました。Googleで上位表示されていても、ChatGPTが御社を推薦するとは限りません。

これが本当のGEOの問いです。「GoogleのAIをどう出し抜くか」ではありません。Googleはそれはできないと言っており、私たちもそう考えています。問うべきは、お客様が尋ねたとき、ほかのAIプラットフォームは御社について何と言っているかです。ほとんどの企業は一度も確認していません。

重要ポイント: Googleについては、良いSEOを続け、AI向けの小手先の施策にお金を払うのはやめましょう。Google以外のAIプラットフォームについては、検索順位がそのまま反映されるとは考えられません。確認が必要です。


私たち自身の数字

私たちは傍観者としてこれを書いているのではありません。

Surmadoのサイトは、オーガニック訪問数ゼロからスタートしました。4か月後には、月間5万を超える訪問がありました。そのチャネルはSEOでした。

それは、上で紹介したすべての調査が描いているのと同じ市場で起きたことです。AI Overviewsが一番上に表示され、ゼロクリック検索が増え、パブリッシャーがGoogleからの流入の3分の1を失っている市場です。それでも検索は、見つける価値のあるものを持つサイトへ人を送り届けました。

私たちが公開しているコンテンツには、この記事のデータと一致する点がいくつかあります。

  • 多くは意思決定に近い内容です。 費用の内訳、代替サービス、比較、「実際に何が含まれるのか」を説明するページです。こうしたページを読む人は、ただ眺めているのではなく、選んでいる最中です。比較クエリにはほぼ必ずAI Overviewが表示されるため、こうしたページでは、回答に引用される情報源になることが目標です。
  • その大半は7言語で公開しています。 英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語、ドイツ語、日本語です。1つのアイデアを7つの市場の検索ユーザーに届けられます。
  • 私たちが実際に見ていることをもとに書いています。 記事は、Scout(スカウト)がお客様のために行っている仕事から生まれています。ほかの10のブログがすでに書いたことの言い換えではありません。

この記事がほかの皆さんにお伝えしているのと同じ注意点を、私たち自身にも当てはめます。トラフィックは物語の始まりであって、終わりではありません。5万人の訪問者に意味があるのは、ふさわしい人が滞在し、読み、顧客になってくれる場合だけです。私たちが注目しているのはその数字であり、御社にも注目していただきたい数字です。

重要ポイント: SEOは、私たちのサイトを4か月で月間オーガニック訪問数ゼロから5万以上に伸ばしました。SEOは機能します。ただし、クリックする価値のあるページだけが報われます。


私たちなら、こう取り組みます

小規模事業者として、今SEOをどう位置づけるべきか考えていらっしゃるなら、私たちは次の順番で取り組みます。

1. ページを検索意図で分類する

Google Search Consoleから上位20ページを抽出し、それぞれに次のラベルを付けてください。

  • 情報収集型(テーマを説明するページ)
  • 商業調査型(比較や選択を助けるページ)
  • 取引型(購入、予約、電話、登録のためのページ)

情報収集型のページはクリックが減ると想定してください。商業調査型と取引型のページを優先して守り、改善しましょう。

2. トラフィックではなく、ランディングページごとのコンバージョンを測る

アクセス解析で、どのランディングページが問い合わせ、売上、登録を生んでいるかを確認してください。トラフィックが半分になってもコンバージョンを維持しているページは問題ありません。トラフィックを維持していても一度もコンバージョンしないページは、もともと役に立っていなかったのです。

Google Search Consoleには、生成AIのパフォーマンスレポートが追加されました。Googleのガイドは、検索とDiscoverのAI機能を通じて人々がどのように御社にたどり着いているかを確認する方法として、このレポートを紹介しています。

3. ありふれたページを、御社にしか書けないページに変える

残す価値のある情報収集型ページごとに、御社にしかないものを加えてください。直近50件の案件から出した実際の価格帯。お客様が毎回の電話で尋ねる質問。実際の問題を写した写真。独自のものを何も加えられないなら、ページの統合や削除を検討してください。

4. Google向けのAI小技はやめる

Googleでの順位を上げるためにllms.txtを追加したり、ページを細切れにしたり、すべてを「AI向け」に書き直したりする作業に、お金を払わないでください。Googleは、そのどれもGoogleでは効果がないと文書で明言しています。

5. Google以外のAIプラットフォームを確認する

ChatGPT、Perplexity、Claudeなどに、お客様が実際にする質問を投げかけてください。「[地域名]でおすすめの[サービス名]」「[御社のブランド]は使う価値がある?」「[御社のブランド]と[競合]の比較」。御社が表示されるか、何と言われているか、代わりに誰が推薦されているかを記録してください。

複数のタイプのお客様の立場で試してください。回答は、地域、聞き方、質問する人によって変わります。


Surmadoが役立つところ

ステップ5で、ほとんどの企業が行き詰まります。7つのAIプラットフォーム。複数のタイプのお客様。異なる地域。しかも回答は変わるため、毎月繰り返す必要があります。

7つのAIツールを開いて、同じ質問を7回入力する必要はありません。先月どこが推薦されたかをスプレッドシートで管理する必要もありません。Googleからのトラフィック減少が順位の問題なのか、AI Overviewの問題なのかを推測する必要もありません。

AI Visibility(1 Job、$50)は、この仕事をScoutにお任せいただくものです。Scoutは御社の実際のお客様像になりきって、7つのAIプラットフォームに何を推薦するかを尋ね、レポートをお届けします。御社が表示される場所、AIが御社について述べている内容、代わりに推薦されている競合、そしてGhost Influence(AIが御社の事業内容を説明しながら、別の会社の名前を挙げている頻度)です。

Site Audit(1 Job、$50)は、Google側をカバーします。Scoutは御社のサイトを4つの視点で読み込みます。人間の訪問者として、Googleとして、スクリーンリーダーとして、そしてAIとして。そのうえで、最大10件の修正点を事業へのインパクト順に並べます。

両方をご利用いただくと、Scoutはどの問題から先に直すべきかをお伝えできます。毎月これを手作業で行いたくない場合は、Pro(年払いで月額5,000円)に、毎週のモニタリング、検索とAI可視性の月次レビュー、毎月5件のJobが含まれています。何か変化があれば、Scoutがお知らせします。7日間の返金保証付きです。


よくある質問

2026年、SEOは死んだのですか? いいえ。Googleは今も検索の大部分を占めており、ほとんどの企業にとって、オーガニック検索はAI経由の訪問よりもはるかに多くのコンバージョンを生んでいます。減ったのは、AI Overviewsが表示される情報収集型の検索でのクリック率です。

GEOはSEOと違うのですか? GoogleのAI OverviewsとAI Modeについては、Googleは違わないと述べています。通常の検索と同じランキングおよび品質システムの上で動いているからです。ChatGPT、Perplexity、Claudeなどのその他のAIプラットフォームについては、違います。引用元が異なり、Googleで上位表示されていても推薦される保証はありません。

AI検索からのトラフィックは、Googleよりもコンバージョン率が高いのですか? 1訪問あたりで見ると、特に会員登録や有料購読では高いことが多くあります。ECでは結果がまちまちで、査読付きの大規模な研究では、Googleのオーガニック検索のほうがChatGPTより約13%高いコンバージョン率でした。AI経由の訪問は、今もWebトラフィック全体の約1%にすぎません。

SEO予算をGEOに移すべきですか? すべてを移す必要はありません。購入に近いページと独自のコンテンツへの投資は続けてください。そのうえで、Google以外のAIプラットフォームが御社をどう説明しているかを別途確認しましょう。

llms.txtファイルは必要ですか? Googleに対しては不要です。Googleは、検索ではこのファイルを使用していないと述べています。ほかのAIシステムでは扱いが異なる可能性はありますが、Googleでの順位やAI Overviewでの引用が変わるとは期待しないでください。

順位は変わっていないのに、なぜトラフィックが減ったのですか? 最も可能性が高いのは、情報収集型の検索で、御社の結果の上にAI Overviewが表示されるようになったことです。コンバージョンも減っているか確認してください。減っていなければ、失ったクリックはおそらく、読んでそのまま離れていくはずだった人たちのものです。


今週の次のステップ

今日:

  • Google Search Consoleを開き、上位20件のランディングページを一覧にしてください。
  • それぞれを情報収集型、商業調査型、取引型に分類してください。

今週:

  • それらのページについて、過去12か月のセッション数ではなくコンバージョンを比較してください。
  • 最も弱い情報収集型ページを2つ選び、御社にしか言えないことを1つ加えてください。
  • 最も大切なお客様がしそうな質問を、3つのAIプラットフォームに尋ね、回答を記録してください。
  • サービスページと料金ページが速く表示され、何を、どこで、誰のために提供しているかが明確に書かれているか確認してください。

避けること:

  • Googleでの順位改善を目的に、llms.txt、コンテンツの細分化、「AI向けの書き直し」にお金を払うこと。
  • キーワードのバリエーションごとにほぼ同じページを公開すること。
  • コンバージョンを確認する前に、トラフィックの減少を事業の減速とみなすこと。

まとめ

SEOは今も機能しています。ただ、かつて売り込まれていたような形では機能しなくなっただけです。

クリックは少なくなりました。クリックする人は、より本気になりました。GoogleのAIはGoogleの検索順位の上で動いているため、良いSEOは今も回答の中に御社の居場所をつくります。Google以外のAIプラットフォームはGoogleの順位とは別の仕組みで動いているため、御社自身で確認するか、誰かに確認を任せる必要があります。

訪問者ではなく、顧客を数えてください。それが、これからも通用するSEOの姿です。

7つのAIプラットフォームが御社について何と言っているかを確認する($50)か、まずはサンプルレポートをご覧ください。


この記事で参照した情報源


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